へら鮒釣りテクニック


季節に応じたヘラブナの釣り方

 
四季で変化するヘラブナ釣り

ヘラブナ季節により行動やタナが変わるので、

それに合わせた釣り方をする必要があります。

●    春のヘラブナ釣り

乗っ込みで浅場にやってきたヘラブナを狙います。

岸辺でパシャパシャと水音がすれば、ヘラブナがそこで産卵している証拠です。

葦の茂みや倒木の陰なども狙い目です。

●    夏のヘラブナ釣り

ヘラブナの活性があがっており、フィールドに応じて底釣り宙釣りなど、

色々なテクニックを試すことができます。

ある程度水深のあるタナが狙い目です。

一般に大物ほど底にいますから、底に近いタナを狙うと面白いでしょう。

●    秋のヘラブナ釣り

ヘラブナは水温の変化に敏感なため、気温の変化の激しい秋は注意が必要です。

一日を通して、あちこちにポイントを移動するので、頭を使い、

ヘラブナがいるポイントを狙いましょう。

●    冬のヘラブナ釣り

ヘラブナは半ば冬眠に入ってしまうため、活性がひどく鈍くなります。

日当りの良い水温の高そうな場所を狙うと、たまに弱いアタリが来るでしょう。

冬の厳寒期は、沼や池よりも、川のような流水に生息しているヘラブナの方が

活性は高いようです。

ヘラブナ釣りのコツ

 
その日のベストの釣り方を探り当てる

ヘラブナは季節ごとに行動が変化し、また水温の変化に敏感で、

適温を求めて水中を回遊しています。

ですから、その日の天候やフィールドの状態に合わせて、あなた自身が

「その日のベストの釣り方」を推測し、探り当てることがコツであり、

またヘラブナ釣りの醍醐味でもあります。

逆に、それがわからないとヘラブナを釣り上げることはできません。

初心者の方は、まず確実にヘラブナが生息している管理釣り場や、

近所の釣り名人にフィールドを教えてもらうといいでしょう。

場所や水深に合わせて道具を選ぶ

ヘラブナ釣りではフィールドの水深や状況に合わせて竿の長さを変え、

釣法によってウキを選択する必要があります。

道具の値段が高ければいいというものでもありません。

ヘラブナ釣りでは、「こだわりの道具」を選ぶことも楽しみの一つです。

ご自身の腕に合わせて、使い心地のいいものを選びましょう。

ヘラブナ釣りの正確なタナ取りの方法

 
タナについて

タナとは水の深さのことで、50cm~150cm程度を浅ダナと言います。

タナ取りヘラブナ釣りのキモと言っていいほど重要なポイントです。

特に底釣りでは、水底にエサをつけて釣るため、

正確にタナ取りをする必要があります。

一般的なタナ取りは、針にタナ取りゴムをつけて投入し、ウキを少しずつ上げながら、

ウキのトップの先端が水面に出る位置を見つけて調整します。

真冬のタナの攻め方に注意

ヘラブナは基本的に、エサで寄せて釣る釣りですが、冬の厳寒期においては

動きが鈍く、なかなか泳いでいるタナから移動しようとしません。

ですから、「寄せて釣る」よりもヘラブナがいるポイントに竿を落としこむ必要があります。

ウキの動きでアタリを見分ける方法

 
ツンッとした瞬間を狙う

すべてのパターンが同じではありませんが、ヘラブナ釣りでのアタリは、

ウキが「ツンッ」と素早く反応した瞬間がアタリになっています。

これは水中でヘラブナが食わせエサを飲み込んだ瞬間に起きる、ウキの反応です。

冬場は、ヘラブナの活性が悪いため、「チクチクッ」という微かな動きでもアタリです。

アタリを上手に見分けられることが、上達への道のりとなります。

空ツンについて

ヘラブナがエサの傍に寄ってきて、エサを少しいじっているだけのとき、

アタリに似た反応がウキに出ますが、しっかりと吸い込んでいないため、

引き上げても釣り上げられません。

ニセのアタリを「空ツン」と呼び、以下の場合に起こります。

・ヘラブナがハリスにぶつかったっただけ

・ヘラブナ以外の小魚が突ついているだけ

・エサが硬い状態のまま、瞬間的に吐き出された

ヘラブナが釣れるポイント

 
ヘラブナが好む場所

ヘラブナが生息するポイントには、以下のようなものがあります。

主に、野釣りではこうしたポイントを参考に、

ヘラブナが生息している場所を探り当てる必要があります。

● 水深が深い場合、カケアガリ周辺が狙い目。

● 葦の陰、木の切り株、大きな岩、連なっている杭の周辺など、

障害物の周りは水温変化が少なく、ヘラブナにとっては絶好の隠れ家となります。

● 水の底に起伏の変化がある場所にもいることが多いです。

● 湧き水が出ている場所は、水温の低い冬に外気により

冷やされた水よりも温かいため、ヘラブナが集まっている可能性が高いです。

● 水流のある場所は、ヘラブナの活性も高くなります。

● 風があまりない場所は、外気による水温への影響が少ないので、

ヘラブナが集まります。

● よく釣り人が釣っている場所は、ヘラブナもエサが見つかることを

わかっているため、集まってきます。

● 日射しの明るい場所も、水温が高くなるため、ヘラブナが好みます。

ヘラブナが釣れないときの対処法

 
釣れない原因を特定する

「釣れない」と言っても、原因は主に二つに分かれます。

一つはヘラブナがいるタナやポイントを見つけられないか、

もしくはアタリが来てもアワセられないかです。

まず、まったくアタリが来ない場合、水温が10度以下であれば、

ヘラブナの活性自体が悪い可能性が高いです。

そのときはヘラブナが水温の高そうな場所でじっと身を潜めていることがありますので、

ポイントを変えて釣ることが肝要です。

また、宙釣りでアタリが来ないようならハリスの段差を調整してみる、

あるいは底釣りに変えてみるなど、釣法を変えてみるのもいいでしょう。

なお、アタリがたくさん来ているのに釣り上げられない場合、あなた自身が

アタリのタイミングを見極められず、アワセられていないか、もしくは

小魚がエサをつついて空ツンを出している可能性があります。

空ツンにだまされないよう、本アタリにきちんとアワセましょう。

ヘラブナ釣りに出る前の下準備

 
忘れ物はないですか?

釣りでは、何か一つ忘れても大変不便な思いをしてしまいます。

釣行前にご自身でチェックシートを作って、

忘れ物がないかどうかチェックしてみてください。

一般的にヘラブナ釣りに必要と思われる物を例としてあげておきます。

・竿

・竿受け

・道糸

・ハリス

・スレ針

・オモリ

・ウキ

・練りエサと入れ物

・手ぬぐいまたはウェットティッシュ(汚れた手を拭く)

・パラソル

・座布団

・椅子

・帽子

・釣り台

・救命具(野釣り)

・玉網

フィールドの下見と情報収集

釣り堀管理釣り場に行く場合は、前日までの釣果やどんなエサが効果的か、

釣り場のスタッフに尋ねると情報を得られるでしょう。

野釣りでは、あらかじめ下見をして、有望そうなポイントや車の駐車場を

見つけておくといいでしょう。

もし、釣り人がいれば、釣果を聞いてみて下さい。

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